Scheurich / 522 / 18

Scheurich社で60年代にデザインされた522というモデルです。丸みを帯びた筒型のシンプルなデザインですが、こちらの作品は花瓶の外側と内側で異なるカラーが使用されております。
外側は黒をベースとし白の溶岩釉薬→仕上げにシリカを多く含んだ艶出しの釉薬が塗られ重厚な仕上がりになっております。
それに対し内側は鮮やかなアクアブルーが単色でぬられておりギャップの面白い作品です。

Scheurich　（1954-現在）
1954年にクラインホイバッハに独自の陶磁器工場を設立。
1950年代から1980年代にかけて、ドイツで最大のセラミックメーカーの1つになりました。彼らはドイツの他のどのセラミック会社よりも輸出しました。一部のラインは、「Europline」や「foreign」とマークされた金型デザインなど、海外市場向けに特別に製造されました。
同社は今日まで続いており、セラミック植木鉢は多くの英国の園芸用品店で見られます。

サイズ
高さ　18cm
幅　　 8cm　

Fat Lavaとは
1950年から1970年の間に主に西ドイツで生産された陶器のことです。カラーリングやテクスチャーがまるで溶岩のようで『FatLava』『肥えた溶岩』と呼ばれる様になったと言われています。
１つのモデル対しても多様なカラーリングがありコレクターズアイテムになっている作品も多々あり、近年ヨーロッパなどではミッドセンチュリー期を代表する花瓶として注目を集めております。

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