70 年代の後期にMareiで作られた花瓶です。
以前にも4301を取り扱いましたが、モデルナンバーの刻印の仕方などから比較的新しい作品だと見受けられます。
瑠璃色をベースにしその上から白色の釉薬がランダムに塗られ、全体的に光沢のある仕上がりとなっています。
フカガワブルーなど瑠璃色の陶器は有名なメーカーが沢山ありますが、その作品達に負けないくらい美しさを持つ花瓶だと思います。
Marei(1949 - 2016)
1948年に戦争による財政的 な問題に加えて景気が回復し始めたことを背 景に、ES keramik社と2つに分割されたのがMarei社です。
会社はラインバッハに拠点を置き2016年頃に生産を終了しました。
サイズ
高さ 19.5cm
重さ 954g
Fat Lavaとは
1950年から1970年の間に主に西ドイツで生産された陶器のことです。カラーリングやテクスチャーがまるで溶岩のようで『FatLava』『肥えた溶岩』と呼ばれる様になったと言われています。
1つのモデル対しても多様なカラーリングがありコレクターズアイテムになっている作品も多々あり、近年ヨーロッパなどではミッドセンチュリー期を代表する花瓶として注目を集めております。
※ 商品はアンティークのため、汚れや小さな擦り傷防水処理の劣化などがある場合や画像と実物で多少、色の誤差がある事をご理解して頂いた上でご購入下さい。
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