Otto Keramik / 420

60年から70年代頃に Otto で作られた耳付きの花瓶です。
クリームと山吹色のグラデーションが慎ましやかで、マットでしっとりとした質感と相まってエレガントな作品です。

Otto Keramikで作られた作品は底部にフェルトが貼られモデルナンバーなどは表記されておりませんが、販売当時の広告に記載されていたモデルナンバーを参照させていただきます。

Otto （ 1964 - 現在 ）
1964年にRuschaのアートディレクターを務めていたOtto Gerharzによって設立されました。Otto Gerharzは釉薬の化学的性質に非常に関心をいだき、釉薬を研究するためにRuschaを去りました。
現存する数少ないメーカーで、Ruschaが1996年に閉鎖したときOtto Keramikは古いデザインのいくつかを引き継ぎました。

サイズ
高さ　18cm

Fat Lavaとは
1950年から1970年の間に主に西ドイツで生産された陶器のことです。カラーリングやテクスチャーがまるで溶岩のようで『FatLava』『肥えた溶岩』と呼ばれる様になったと言われています。
１つのモデル対しても多様なカラーリングがありコレクターズアイテムになっている作品も多々あり、近年ヨーロッパなどではミッドセンチュリー期を代表する花瓶として注目を集めております。

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